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松本 暁(まつもと あかつき)
詩人 utanoha代表

<ライブ情報>

・2014年4月13日(日)
■会場
東京倶楽部千駄ヶ谷店
■時間
open 13:30
1st stage 14:00
2nd stage 15:20
■料金
2100円(2ドリンク込み)
■出演
松本暁(詩の朗読)

・2014年4月20日(日)
■会場
中野aman
■時間
start 17:30
no charge
■出演
鈴木純、松本暁、長男ズ、廣瀬恭平、theharerock and more

・2014年5月11日(日)
デンデケプロダクション Vol.8
■会場
渋谷ラストワルツ
■出演
重力2、ランランズ、ヨソハヨソー、Swingy×松本暁、大谷彩子、grinramma




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中山聡 詩集「東京」
UTP-0002
¥500



zine "works"

これまでの活動が見れます。


興味をもってくれたかたは、
info@utanoha,jpまでメールください。


そして世界は美しいね
   



iPhoneの目覚ましが鳴った。


6時半か。

まだあとちょっと寝れる。
僕は毛布を引っ張り上げ、再び布団にもぐり込んだ。


リリリン
今度は電話の呼び出し音が鳴り出す。
枕の隣で朝から忙しく働くiPhoneをつかみ、一呼吸置いて通話に出た。

「もしもし」
「あ、暁。寝とったと?昨日は遅かったやろ。今日は仕事ね。」
父からだった。なにげなく画面を見ると時間はすでに8時41分。
「あー!こんな時間だ!」
やばい、寝過ごした。今日からまた仕事だったのに!
集合時間の7時半をすでに1時間以上過ぎてる。
「ああ、これから準備ね。じゃあまた夜かけるね。」
ごめんまた夜にと早口で父に謝り電話を切り、
すぐに発信履歴から親方に電話をかける。
親方は出ない。
しばらく後に親方からメールが入った。

件名 ナマステ!
お疲れさまです!

ちょっとバタバタしてるので
夕方また連絡ください!

すいませんんんと頭を下げる。
親方は察してくれていたのだろう。
2週間のインド旅行から昨日の深夜帰って来た僕が、
今朝からすぐに植木屋の仕事に復帰出来るはずないと。
だから遅刻している僕に夕方またということにして、
今日は休ませてくれたのだ。

申し訳ない。でも、
1日ゆっくり寝れるのはうれしい。
僕は布団に顔から沈み込んだ。

荷物の片付けがある、
洗濯物が溜まっている、でも今はもう少し寝ていよう。


2013年3月3日、僕が乗った中国東方航空MU271便は、
搭乗ゲートをあちらこちらへと変更したあげく、
17時の出発時刻を1時間以上も遅れて上海浦東国際空港を離陸し、
深夜12時ごろ成田国際空港に着陸した。
日暮里スカイライナーとやらはとっくに運行が終わっている時間で、
普通のJR線も上野方面はこれが最終ですとアナウンスが聞こえ、
ホームへ小走りしドアの前で速度を緩め、という感じでどたばたと日本に帰って来た。

それにしても日本の空港の最後の荷物検査の時の係官の、
心理戦を仕掛けてくるようなあの話し方とか目つきは好きになれない。
特に身体検査への持って行き方とか。
何の所持を疑っているんだと聞きたくなる、というのは余談で。

MacBook Proの前に座りブログを更新していると、
帰って来たんだなあと実感するけれど、実際はまだ半分夢心地だ。

色々あったけど3つの目的は一応全部達成した。
マハ・クンブメーラーには行ったし、指輪はガンジスに投げ入れた。
しかも朝日のサンガムに投げ入れてやった。
ライブもやった。お客さんは満員と言っていいほど来てくれた。
目的は全部やり遂げた、と言える。

旅行中ずっと、
なんかインドにいるのに日本と同じようなことやってるなあ、
という気持ちだった。

詩の朗読をするためにあくせくと動き回って、
折に触れてはノートを開き詩の訪れに耳を澄まし。

知らない人と出会い、友達になり、
お別れをする。

同じだなあ、と思う。
人はどこでも懸命に生きていて、
日常にちょっぴり退屈している。


生きるっていつでもどこだって大変で
それでも人は生きてるね
そして世界は美しいね


6年前にそんな詩を書いたけれど、
その気持ちは今でも変わらない。
そのことを確認したくもあったのだろう。

旅行中は毎日が誕生日ぐらい楽しくて幸せだ。
そんな生活をしていれば世界を愛さないはずがない。

さて、僕は今回の旅の本当の終点、
日本の東京江古田についにたどり着いた。
そこにも世界が視界の360度ぐるっと存在している。

特別な思い出が増えれば増えるほど、
日常はより愛おしくなる。
毎日の無駄遣いをなるべく減らそうと意気込む。

帰って来たときはそう思っていたけど、
しばらくたてばすぐに以前と同じに戻る、っていうんじゃ、
今までと同じだ。

だから大事なのはこれから。




さて今日はなにをして過ごそうかな。



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2013/02/03-04
東京 日本
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by matsumotoakatsuki | 2013-02-15 22:51 | インドに詩の朗読をしに行く