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松本 暁(まつもと あかつき)
詩人 utanoha代表

<ライブ情報>

・2014年4月13日(日)
■会場
東京倶楽部千駄ヶ谷店
■時間
open 13:30
1st stage 14:00
2nd stage 15:20
■料金
2100円(2ドリンク込み)
■出演
松本暁(詩の朗読)

・2014年4月20日(日)
■会場
中野aman
■時間
start 17:30
no charge
■出演
鈴木純、松本暁、長男ズ、廣瀬恭平、theharerock and more

・2014年5月11日(日)
デンデケプロダクション Vol.8
■会場
渋谷ラストワルツ
■出演
重力2、ランランズ、ヨソハヨソー、Swingy×松本暁、大谷彩子、grinramma




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中山聡 詩集「東京」
UTP-0002
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zine "works"

これまでの活動が見れます。


興味をもってくれたかたは、
info@utanoha,jpまでメールください。


2009年 12月 27日 ( 1 )
ひとりの人間が世界を変えられると断言できる根拠について
壁に映った忍び寄る影の服はホントは何色だろう?→→
(チョコレートといってひとくくりにするけど、
KIT KATやTOPPOにもいろんな種類があるよという話の続き)

以前部屋探しをしたとき、石神井公園で一つの部屋を内見しました。
商店街に面したベランダがある部屋で、間取りは3LDK。
広いのはいいのですが、部屋にいる間中ずっと、目の前の電柱からか、
隣にたってるごはん屋さんのエアコンの室外機か、音源はわかりませんが、
ジーなのかブーンなのかうっすらとモーター音のようなものが聞こえ続けでした。
毎日こんな音がなってる部屋で生活するのはしんどいなあと思い、
エイブルの営業の方に丁寧にお断りしました。家賃もちょっと高かったです。
a0145596_23505156.jpg
           (写真と本文は無関係です)

でもこういう機械音は、音量は小さいとしても、耳をすませばわりと
どこででも聞こえているもので、今住んでる部屋でも、
電化製品をつないでるコンセントのあたりから、ジーだかブーンだか聞こえてきます。
コンセントを抜けばやむので、電気と機械がなにか関係してるんだろうなと思いました。

電気と機械がなにか音を立てるのだとしたら、僕らの生活はまさに360度を、
そのジーだったりブーンだったりする音に取り囲まれてることになります。
耳を澄まさないと聞こえないとしても、それは意識に昇らないだけで、
鼓膜はその空気の振動をキャッチしつづけているはずです。おそらく細胞も。
それが音波であれ、電磁波であれ、波形のエネルギーが絶え間なく体に対して
伝導していることには変わりなく、表面に現れることはないとしても、
なんらかのかたちで体に影響を与えているのではと思います。

考えてみると、これら以外にも、波型のエネルギーは
僕らの生活環境を取り巻いています。例えば、光は明滅しますし、
温度や湿度も上下動し、空気は絶え間なく流動しています。
体はそれら波型のエネルギーを、人工的なものから自然のものまで
様々に浴び続けています。

同時に体内では、心臓が脈拍とともに血流を送り出し、
ニューロンを電気がかけめぐり、体温が細かな上昇と下降を繰り返しています。
人体は波型のエネルギーを発生させる装置を内部に持ってるようなものです。
ひとの体は水と電気の柱みたいなものなので、波型のエネルギーに対して
とても敏感な仕様でできているはずです。
人体は繊細な波の送受信機だと言えます。

a0145596_095670.jpg

波理論(Wavenergy theory)とは、
自分がどのようなエネルギーにさらされているか、あるいは発しているかを知り、
できる限りいい感じのエネルギーの波を受け取ったり発したりしたいよなあ、
という考え方です。

木造の家とコンクリートのマンションでは、当然周囲を流れるエネルギーの
吸収と反射の効果が違うはずなので、住んでいる人へも相応の効果が
出ると思います。毎日機械の騒音にさらされている生活と、木の葉の
そよぎや鳥の声に取り巻かれている生活とでも、当然両者の違いは
出るでしょう。それは体が音として浴びる波型エネルギーに違いがあるからです。
感情の波という言葉がありますが、感情の変化は体内の電流の変化でも
あるわけですから、当然体が発する波のかたちもかわるはずです。
他人のイライラが伝染するのも、相手から発される波の変化を、
こちらの体が受け取っているからだと思います。逆に親しみや
信頼の気持ちは、やわらくおおらかな波を相手に与えるでしょう。

水にやさしい言葉をかけると結晶の形が変わるとか、
植物は一度自分に対して乱暴な行い(手折る、引き抜くなど)を働いた人を
記憶するとか、そういう話を聞くと、確かめたことはないですが、
ああ、あり得るかもなあと思います。
水は波の影響を強くうけるものだし(というか波そのもの)、
植物が自分に向かってくる波型のエネルギーを、
人間以上に微細に感覚することができてもなんの不思議もないです。

a0145596_17171671.jpgオーストラリアにハンマーオーキッドという
蘭が生息しているそうです。その蘭は、
コツチバチという種類のハチによる受粉を行うために、
色もかたちもコツチバチのメスそっくりの
花びらを一枚つけます。
a0145596_17173296.jpg擬態に錯覚したコツチバチのオスが、
交尾しようと花にとまったとき
体に花粉がつき、そのオスが
あちらの花、こちらの花と
飛び回ることによって受粉が
行われるという、かなりびっくりな
生態を持つ蘭です。
これもなぜ植物がハチの姿を真似られるのか、
考えれば考えるほどわからなくてなんだかザワザワしてきますが、
ハンマーオーキッドがコツチバチの発する波型エネルギーを感覚し、
その波のかたちから、エネルギー源であるコツチバチの姿を認識すると
考えると、可能なようにも思います。
磁場が植物の発育に影響をあたえることはすでに研究されていますし、
音波や磁場をキャッチする能力が高い動物は無数に存在します。
ホオジロザメは、獲物が生んだ磁場の乱れを察知し捕食に役立てるそうです。
ひとも、彼ら動植物と同じとまでは行かなくても、それらのエネルギーを
感知する機能を体内に宿しているはずだと、波理論は考えます。

波理論について考え始めたのは、
詩(とその朗読)が体にあたえる影響について考えたときだったんですが、
ちょっと調べてみると、現代物理学も同じようにエネルギーを波として
捉えているようです。物理学によると、空間にはそれを満たす
「場」というものが存在し、エネルギーはその場を波のように伝わっていく
そうです。そして、物質の根本であると言われている素粒子は、
その「場」にエネルギーが集中した状態のことであるそうです。
素粒子というのは物質ではなく、波型エネルギーの一つの
隆起のかたちであるようです。
a0145596_1772410.jpg
(突起部分が素粒子のイメージ。網目状の「場」を波型のエネルギーが伝わる。)

有も無もこの世の存在はすべてがエネルギーの状態であるという
この物理学の現在地点は、仏教における「空」の概念を思い起こさせ、
かなり面白いですが、前述した、ひとはエネルギーの送受信機であるという
波理論の考え方にも援用できます。存在の根本の状態がエネルギーであれば、
そのかたちである波に人体が反応するのは当然過ぎるほど当然だと思います。

エネルギーについて考えていると、もっとも根源的なエネルギーのかたちは
どういうものだろうか、という疑問が生まれてきました。
そこで考えられるもうひとつのエネルギーのかたちは、「円」だと思います。
太陽とその運行、輪廻転生、永遠の象徴であるしっぽを噛んだ蛇、
生命の循環のモデル。。。
人類は歴史上、円環的エネルギーを畏れ、祈りをささげ続けて来ました。
僕は、「波」と「円」のふたつのうちどちらが根源的なものなんだろうかと
悩むようになりましたが、物質の根源を波でもあり粒子でもあると言う
現代物理学を知って、少しヒントがもらえた気がしました。今は漠然と、
波でも円でもあるエネルギーが存在するということなんだろうなと思ってます。
ていうか、そういうエネルギー以外のものはこの世には
存在していないのかもしれないですね。

前回の記事で書いたように、プラスとマイナスのイメージの交響による
想像力の働きも波型のかたちを取ると言えます。
ということは、想像力を働かせることが、体に直接の影響を与えるということになります。
感知できないほどの極小な波でも、ちりつもでその影響は蓄積されます。

大江健三郎は著書「新しい文学のために」で、想像力とは心のなかで
開き拡がってゆくイメージの爆発であると書いています。
想像力によって世界を新鮮に捉え続けることによって、
「僕らは感情に希望を与えられ、人間たろうとするわれわれの決意に特殊な
逞しさを与えられ、われわれの肉体的生命に緊張をもたらされる」と。
また、ウィリアム・ブレイクはこう言っています。
「想像力は状態ではなく人間の生存そのものである。」
ファッション評論家のフランソワーズ・モレシャンは以前ある雑誌に
「想像力に権力を!」という短文を書いていましたし、
ある詩人は「唯一信じるべきヒトの本能は想像力だ」と表明しました。

僕らは世界を感覚する時に、波型のエネルギーとして受信しています。
そして心を世界に解き放つ想像力もやはり波型のエネルギーです。

想像力こそがひとが生み出す美しいものの源です。
愛情の反対が無関心であるなら、想像力と愛情は同じものだと言えます。
それは自分を回路にして世界につながるための出発地点です。
なぜなら想像力はこの世界のエネルギーの根源と同じ姿をしているからです。

波と波は混じりあって、さらに大きな波を生み出します。
生きるということはその波を発することであり、どんなちいさな波だとしても、
大きな波のうねりに干渉と共振を生んでいるはずです。
生きることはその波と一体化しつつ、その波自体に影響を与えることです。
そこにこそ、ひとが世界を変えられると断言できる根拠があります。
生きていること、存在していることそれ自体がその根拠です。



僕らが生まれてこの方やってきたことといえば
世界を変え続けてきたことぐらいだ




以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。
みなさんがすこやかに年末を迎えられ、
来るべき新年がいいものでありますようお祈りしています。
みなさんよいお年を!

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<関連記事>
→→マイナスとプラスのファンタジー
→→壁に映った忍び寄る影の服はホントは何色だろう?
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by matsumotoakatsuki | 2009-12-27 23:41 | 日々のこと

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