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松本 暁(まつもと あかつき)
詩人 utanoha代表

<ライブ情報>

・2014年4月13日(日)
■会場
東京倶楽部千駄ヶ谷店
■時間
open 13:30
1st stage 14:00
2nd stage 15:20
■料金
2100円(2ドリンク込み)
■出演
松本暁(詩の朗読)

・2014年4月20日(日)
■会場
中野aman
■時間
start 17:30
no charge
■出演
鈴木純、松本暁、長男ズ、廣瀬恭平、theharerock and more

・2014年5月11日(日)
デンデケプロダクション Vol.8
■会場
渋谷ラストワルツ
■出演
重力2、ランランズ、ヨソハヨソー、Swingy×松本暁、大谷彩子、grinramma




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中山聡 詩集「東京」
UTP-0002
¥500



zine "works"

これまでの活動が見れます。


興味をもってくれたかたは、
info@utanoha,jpまでメールください。


review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10
ライブでしか朗読しないっていうのは、なんか詩人ぽくない。
いつでもどこでも詩を詠んでこそ詩人じゃないかしら。
そんな思いつきが形になったのが
「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」でした。

会場になったのは江古田にあるPoem & Gallery Cafe中庭ノ空
お客さんのカフェメニュー1オーダーごとに、朗読チケット1枚を渡し、
それを使って詩の朗読をオーダーしてもらう。
オーダーを受けた僕は、お客さんの席に行き、
隣に座り詩を詠む。
詠んだ後は詩のテキストを封筒に入れておみやげとして差し上げる。
「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」は、そんな企画。

マイクや音楽は使いません。
あくまで主役はカフェとお客さんで、朗読はBGMのようなもの。
2013年11月10日の日曜日、予報では大荒れの模様だった天気は、
幸運にも少し風が強い程度で青空を保ち、時計の針は13時。
「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」開店の時間です。

配った朗読チケットはこれ。
review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10_a0145596_2034539.jpg
インク壷になったコーヒーカップと羽毛のペンをロゴに。

review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10_a0145596_2065135.jpg
用意した朗読メニューは3つ。
チケットを使ってオーダーできる「ねぽはそ」と「1分の200」。
特別メニューの「いまここうた」。

メニューにはこう書いてあります。

・ねぽはそ
ちょっとアンニュイ、メランコリックなネガティブの「ね」。そのものずばり、前向きでストレートなポジティブの「ぽ」。硬派で社会派、ハードの「は」。ファンシーでやわらか、ソフトの「そ」。
4つカテゴリーからお好きなものを選んでオーダーできます。各カテゴリーには1から3のグレードがあり、オーダーの際は「ポジティブの3」というふうにカテゴリーとグレードをご指定ください。


・1分の200
ガラスのキャニスターから1枚カードを引いていただきます。各カードには1から200までの数字がナンバリングされており、お客様が引いたナンバーに対応する詩を200編の詩のリストから朗読いたします。また、キャニスターにはワイルドカードも入っており、そちらを引いた際はお好きなナンバーの詩がリクエストできます。


その時の気分に合わせて選べる「ねぽはそ」、
ゲーム感覚でオーダーできる「1分の200」。
カフェの空気感を壊さないような詩をセレクトして持って行きました。

「いまここうた」は、
その時その場所その出会いから僕が詩を書く特別メニューなので、
朗読チケットは使えません。代金はお客さんに決めてもらうことにしました。
色紙に毛筆で書くなんてスキルの持ち合わせはないし、
かといってコピー用紙に書かれてももらう方が困りますよね。
なので「いまここうた」用にこういうものたちを用意しました。

review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10_a0145596_2075678.jpg
ドーナツ盤レコード、古びたポストカード、どこかの国のロードマップ…。
飾ったりカバンに入れて持ち歩いたりできるようなものを選びました。
ペラ一枚で渡して捨てられるのは泣けますからね。
という訳で僕はすみっこに自分の席を作りお客さんを待つことに。

review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10_a0145596_2027217.jpg
フタを開けてみれば、
ありがたいことに沢山の方が詩の朗読を楽しみに来てくれました。
記念すべき最初の朗読オーダーは、特別メニューの「いまここうた」。
1歳半の赤ちゃんを連れて来てくれた友人夫婦に1編の詩を作り、
レトロな中国風のノートに書き込み、朗読して渡す。
お代は小さな箱に入れてもらい受け取りました。
手渡しでお金を受け取るのはなんとなく気が引けるという僕の貧乏性対策です。

僕がオーダーを受けて朗読を始めると、
店内の話し声がのトーンが少し低くなり、
ほかのお客さんも詩を聞いてくれているのがわかりました。
朗読目当てで来た方から、
ふらっとお茶しに立ち寄ったカフェのなじみのお客さんたちまで、
時間がなかったというお1人をのぞいた、
すべてのお客さんが朗読をオーダーしてくれました。
時間つぶしに持って行った本を読む暇も無く、
あっという間に閉店の時間。

review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10_a0145596_20472364.jpg
(僕の隣の書類ケースには「1分の200」用の200編の詩が収納されています)

review 「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」2013/11/10_a0145596_20474737.jpg
(「いまここうた」を書いています)

閉店までに詠んだ詩の数は、
「ねぽはそ」 10編
「1分の200」7編
「いまここうた」4編 
なにより一日中朗読出来るのがうれしかった。
僕は詩の朗読をすることがなににもまして好きみたいです。

こんな正体不明の企画を快く受けてくれた中庭ノ空の五十嵐さん
(記事中の画像も五十嵐さんが撮影してくれたものです)、
朗読をオーダーしてくれたみなさま、
本当にありがとうございました!
「カフェと詩人 - 1 order / 1 poem -」は今後もやりたいと思っているので、
今回時間があわなかった方はぜひ次回に!

「ねぽはそ」はとても好評だったので、
12月8日のソロライブでもやることにしました。
しかも従来の4つのカテゴリーに「ラブ」と「ショッキング」という、
新たな2つのカテゴリーを加えた、その名も「ねぽはそ+(プラス)」!

みなさまぜひお誘い合わせでお越しください:)

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松本暁 詩の朗読ソロライブ
・2013年12月8日(日)
■会場
東京倶楽部千駄ヶ谷店
■時間
open 13:30
1st stage 14:00
2nd stage 15:20
■料金
¥2100(2ドリンク代込み)
■出演
松本暁(詩の朗読)
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by matsumotoakatsuki | 2013-11-26 23:10 | ライブ情報